ということで、今日から新規導入のタムロンの60mmのマクロ。
持ってるカメラがAPS-Cなので、オールラウンドに使うなら90mmでもいいのだけれども、小さくて、ゴソゴソするような昆虫撮影だと135mm相当の画角は、少し狭いので、60mmのマクロだといいんじゃないのと妄想していた。もうこの時期になれば、トンボやチョウも少ないので60mmでも大丈夫でしょうしね。
ニコンは純正のAF-Sのナノクリスタルコートの60mmの評判がいいのでそれを買うのが王道ではあるのだけれども、出動回数からして6.5万はちょっと躊躇うところ。
ということで、発売当時は5万以上もしたタムロンの60mmマクロが今では3.5万程度にまで落ちてきて、これかなって。
描画については90mmで、問題なしで心配はないと思うし、超音波モーターではないけれども切り替えなしでフルタイムMFできるし、レンズもF/2とちょっと明るいのもポイント。IFなので、最短でも長くならずWDが取れるのも昆虫にはプラスになりそう。
開放付近では、いかにもタムロンっぽいボケで期待通り。
買う前に心配していたところのデジカメWatchでの吉住さんのレビュー記事で指摘されていた円形絞りでなくてF4やF5.6で角が立つという点も、個人的には全然気にならないです。だって記事にあった作例はほとんどが開放で一番絞った写真でもF4までだったんだから、じつは絞ったら全然ダメダメなのをメーカーを慮って開けた写真ばかり選んだのではないかって心配になるよね。
ふつうにフラッシュで絞り込んでの撮影もまったく問題なし。とてもクリアでシャープ。
ただ、一点、開放付近で口径食でボケがラグビーボールになってしまうのは気になる。しかし、これはNikonのVR105mmでも同様ですが、IFだから仕方ないのかもしれないです。
それとデジカメWatchの記事にもあったフォーカスリングを回した時の「ごりっ」という感触。これは確かに気になるかも。それとフォーカスリングを回したときのリニア感がないのもちょっと、、、、かな。それと、モノみればすぐ分かるけどもデザインも今ひとつ。あ、四点になっちゃったか。
でも、まあ、総じて満足してます。