【県 名】 宮城県 【場 所】 蕪栗沼および周辺 【年月日】 2001年10月27日(土) 【時 刻】 05:30−14:00 【天 候】 濃霧のち晴れ 【観察者】 あすぴーさん、こし彦さん、西村さん、美深さん、S石さん、 TOMOさん、いが 【環 境】 湖沼 【観察種】 1.ダイサギ 2.アオサギ 3.シジュウカラガン 4.マガン 5.カリガネ 6.ヒシクイ 7.オオハクチョウ 8.コハクチョウ 9.マガモ 10.コガモ 11.オナガガモ 12.ホシハジロ 13.キンクロハジロ 14.ミサゴ 15.トビ 16.オオタカ 17.ノスリ 18.ハイイロチュウヒ 19.チュウヒ 20.ハヤブサ 21.オオバン 22.キセキレイ 23.ハクセキレイ 24.セグロセキレイ 25.タヒバリ 26.ヒヨドリ 27.モズ 28.ジョウビタキ 29.セッカ 30.ホオジロ 31.アオジ 32.オオジュリン 33.カワラヒワ 34.スズメ 35.ムクドリ 36.ミヤマガラス 37.ハシボソガラス 【備 考】 ◎ えっと、カモとか小鳥は全然マジメに見てないんで、そのつもりで(^^;) 【雑 記】 ◎ 今週末は全国の鳥友が牛タンを食べに来る「ついで」に雁を見に来てる。 名づけて牛タンオフだ。 しかし、「ついで」の時こそ鳥が出るというのは、賢明なる拙サイトの 読者諸君には自明のことであろう。 今年のうどんツアーのコバシチしかり、実家帰りのノハラツグミ、蟹オ フのハクガン7羽・アカツクシなど枚挙に暇がない。 とゆーわけで、「ついで」といいつつ、かなり期待の大きかったりする。 ◎ 蕪栗沼の最寄のセブンイレブンで西村車(こし彦さん、美深さん同乗) と待ち合わせ。 んー、西村さんとだけは久しぶりだ(^.^;) すでに視界100mほどの濃霧なんでとりあえずのんびり雑談。 ◎ 重い腰を挙げて白鳥地区に向かうと、水面もろくに見えないほどの濃霧。 宮城の鳥友、ゴンさん、ささきさんともここで会う。 この時期はちょっと暖かいとすぐに霧になるのが困りものだ。 思い返せば、昨年の11月の連休に来た某ALCEDOさんは二日連続の霧に泣 いたっけ。(連休の後の月曜だけは晴れてたそうだ) ま、それでも、霧の中から低空で近づく雁が堤防の人影に驚いて慌てて 方向転換するのとかはなかなか見られないシーンなので楽しい。 そうこうしてると、霧の奥で大きな飛び立ちがあり、頭上を数百羽のマ ガンが飛んでく。 これが7:30ごろか。さすがに霧のせいで飛び立ちは遅い。 ◎ 霧は晴れないが、堤防の上で雑談ばかりしてるわけにもいかず、とりあ えずセブンイレブンで食玩(ペンギンズランチ)でも買うということに。 こし彦さん・美深さんはともかく、西村さんまでが食玩を買うとは・・・ そういえば、今回の牛タンオフの参加者の食玩コレクター率は異常に高 いことを今更ながら思いつく。(ワタシは違うぞ、念のため) ◎ どーすんべーと思ってると、先ほど別れたゴンさんがやってきてシジュ ウカラガンを発見したとのこと。さすが蕪栗のヌシだ。 すぐさま向かうと、逆光気味だし、道路をはさんでるためか、100mほど の距離で見られる。 先ほど別れたささきさんも呼んで、全員で堪能。 珍雁三種の中でも一番の難物のシジュウカラガンをこれほど早くゲット できるとは幸先がよい。 ◎ 霧が晴れてきたので、蕪栗周辺巡りをはじめる。 西側の水田で500羽ほどの群れに、カリガネ成鳥3、幼鳥1をゲット。 今年は群れがあるとかなりの確率でカリガネがいる。 ワタシ自身シーズン二回目の蕪栗なんで、なんともいえないが、今年は カリガネが多いのだろうか。 S石車(あすぴーさん、TOMOさん同乗)に電話すると道の駅巡りを してるという。まあいいけど(^.^;) ◎ 4人でカリガネを堪能し、次の群れに向かうと、またシジュウカラガン が見つかる。大きさなどの特徴から早朝の個体とは違う個体だ。 ここで、ようやくS石車と合流。ゴンさん、秋葉さんもやってくる。 挨拶もそこそこみんなでシジュウカラガンを楽しむ。 #S石車ではTOMOさんが初対面だけど、あとの二人は全然久しぶり じゃないな(^.^;) あすぴーさんも見たいといってたシジュウカラガンを見られて満足そう。 我々的にも、早朝だけしか見られなかったら何を言われるかと不安だっ たので一安心だ。 誤解のないように言っておくと、あすぴーさんはいいヒトですよ、すん ごく。決して悪いヒトじゃない。あえて言うと不自然だが(^.^;) ◎ それにしても、今日は雁の戻りが早い。 西から沼方面を見ると、ものすごい数が戻ってきてる。 この時期はこれが期待できるので嬉しいが、それでもこれもラッキーだ。 ◎ その後、カリガネを見に行くS石車と別れ、西村車とハクガン探し。 白鳥地区の堤防に上がると、かなりの数の雁が浮いてるが、晴天のせい で逆光がきつくてマガンがすべてコクガンに見える。(おーげさだ) 南側の駐車場からならば順光だと思い、車で移動しようとしたら携帯電 話が鳴った。 電話の主は、昨年のワライカモメの時にあすぴーさんと一緒にいたI藤 さんで、今、白鳥地区にいて、たまたまワタシの車を見かけたので電話 をくれたとか。 いが「おお、来てたんですか。あすぴーさんも来てますよ」 I藤「いや、今回はいっしょじゃないですよ、一人です」 いが「いや、そうじゃなくてあすぴーさんも来てるんですよ」 I藤「え?本当に?・・・わざわざ?」 いが「ええ、わざわざ(笑)牛タンを食べに。」 I藤「???」 という、若干噛みあわない会話のあとで、いろいろ聞くとハクガン幼鳥 を白鳥地区の堰堤の上で見てるとか。 先ほど我々はそこから100mほど北にいたのだが・・・さっきのコクガン のうちのどれかがハクガンだったのね。まあ逆光だったしなー(^o^;) ◎ すぐさま向かうと、堰堤の上には10名以上の人手が。 普段なら、慎重に近づくのだが、人手もあるし、ガンも落ち着いてるよ うだし、普通に歩いてI藤さんに挨拶し、スコープでハクガンを捉える と、あれ、羽ばたいてる、あ、飛ぶぞこりゃ、ああ廻りの群れも・・・ ってわけで、5000羽ほど飛んじゃいました。これってやっぱワタシタチ? 教訓:いくら人手があっても、どれだけ雁が落ち着いて見えても、近い 時は慎重に行動しましょう。すまぬーーーーー>雁&観察者の方々 #ゴンさんによると、ハクガン幼鳥はこのあと西側に水田に下りたとか。 ◎ あすぴーさんたちに飛んじゃったと報告すると、軽く罵倒される(^.^;) そりゃそうだ。ともあれ、どうしようかと善後策を検討。 gorgeさんに電話すると、「石巻でヨロネンを見てます」とのこと。 斜光のせいで珍雁探しもしんどいということで、石巻に向かうことに。 |