前日の雨は午前中が残る予報だったが、どうやら夜中には上がっていたようだ。のんびり寝てる予定が狂ってそれなりに早い時間に出ざるを得なくなってしまった。
しかし、雨は上がったかわりに霧が出てきてしまってそれはそれで鳥を探しづらい。

昼前になってやっと低い場所の霧が晴れてきた。
前からずっと居るという話は聞いていたアカガシラサギだが、3日目でやっと見れた。

ただし換羽が進んでおらず色合いはイマイチ。
その後も全然これといった収穫がなく、夕方になって広島のYさんからの連絡で、羽アリに群れにヒタキ類が集結しているということで、間に合わないかもなー、と思いながら行ってみたら、まだフィーバーは続いていた。


見つかった頃はきれいなキビタキやオオルリも来てたそうだけど、僕たちが付いた頃はちょっと若めの個体や雌のムギマキ、キビタキ、コサメビタキがメインになっていた。
なんというか、天然の餌付け状態。
どんなのを食べていたかというと、こんなの。
旨いのかな?

見て判るように羽が透けておらずシロアリの羽アリだった。みなさんご存知のようにシロアリは等翅目であり、ふつうの膜翅目のアリと全然違って前翅と後翅が同じ形状になる。
しばらくしたらだんだんと鳥の集まりも悪くなってきて、夕方ということもありそのまま終了。
あれー、雨上がりは鳥だらけのはずだったんだけどなー