先週の時点では、伊豆沼、蕪栗沼一帯のガン地帯で見られているハクガンは1個体だけで、それも土曜は比較的簡単に見れたけれども日曜は、かなり本気で探しても発見できませんでした。
あれだけの広範囲に1羽しか居ないとなると、かなり運にも左右されそうです。
で、その唯一のハクガンですが、これが、かなりでかいし首も太い。通常のハクガンはだいたいマガンと同じくらいなのですが、明らかに一回り上に見えました。
ハクガンには基亜種のAnser caerulescens caerulescens(ハクガン)の他、一回り大きなAnser caerulescens atlanticus (オオハクガン)がいて、日本にも飛来している記録はありますが、個体差もあるので、この個体 A.c.atranticus か、ただの図体のでかいA.c.caerulescensなのかはぼくにはよくわかりません。希望としては、なんだかありがた味が大きい気がする A.c.atlanticus だったらいいんですけどねー。。。
形態的にはA.c.caerulescensよりも嘴が太くて長いという差異があることになってます。
他にも同じ場所にハクガンとは別にハクガンモドキ、というかバフマガン、
や、ブチマガン、
も居ますので、もし宮城方面に行かれた際には探してみると楽しめるかもしれません。
今年は飛来数が少ないみたいでした。見つけるのはけっこうガッツが必要になるかも。
※しかし、今回は宴会目的だったので、オウチャクしてシグマの小さなズームだけで三脚もスコープも持っていかなかったから画質的に酷く、なんとも識別しづらいですネ。。。