梅雨明け企画で、長野方面や山梨方面も考えたけど、連休で高速が混みそうなんで、手近な丹沢方面探索で『夏のサナエ&カスミカメのポイント開拓』をテーマにしてスタート。とくに当てがあるわけではないので地図で渓流沿いで駐車場に困らなさそうな県民の森とかあるところをナビにセットして、あとは現地で適当に。。。という大雑把な計画です。
で、のっけから高速で渋滞。さすが連休。。。。
ちょっとぐったりしてよさげな林道になってきて、駐車スペースを見つけて数キロ歩いて散策しながら引き返し、また数キロ先に行って同様に散策というパターンで虫探し。ただ、このコース、地図では川沿いのようだったけども実際は川は林道から遥か下に流れていて、ちょっとトンボは期待出来なさそう。
それなにり真面目に探してみてはいるけどもほとんど成果がないまま適当にのぞいてみた桜の幹に黒いグンバイっぽいの発見。これは憧れていたマツムラグンバイ!!やっと逢えました。
その近くの地面に腐って落ちてたフジの蔓?の亀裂にクロヒラタカメムシが5〜6頭。
その後、1時間ほどまるっきり成果がなくてホオノキが何本かあるところで葉の裏側にマキバサシガメ系の若齢幼虫。関節に赤っぽい色が出ているのでベニモンマキバサシガメの幼虫かなぁ?
さらに進みも尻すぼみ状態で、もう疲れてきたので引き返してる途中で頭上にツノカメムシっぽいやつが。
お約束の卵保護中。
体色が赤っぽいのはただのヒメツノでもいるけど小楯板の黒斑が目立つのでセグロヒメツノカメムシでよさそう(ネットで検索してみたら肩のツノのでっぱりが中途半端なのでもしかしたらただのヒメツノかも?ちょっと自信なし)。
これを見たところで本日は終了。予定のサナエはオコニヤンマのみで夏のカスミカメも空振りでしたが予定してないマツムラも見れたのででたらめに歩いた割にはけっこう良かったです。
家に帰ってみたらズボンやTシャツに何箇所か大きな血痕が。現場では気をつけていたけどヤマビルにやられちゃったみたい。脹ら脛2箇所、腰、土踏まずに傷跡が見つかりました。現場で気がつかなかったのがなんか悔しい。
本日の観察種:マツムラグンバイ、コアカソグンバイ、トサカグンバイ、ベニモンマキバサシガメ幼虫、マダラカスミカメ、ヒメセダカカスミカメ、クロヒラタカメムシ、セグロヒメツノカメムシ、タデマルカメムシ