アメンボっぽくないアメンボ 2種

所用で有休を撮ったので、ついでに気になってたアメンボをチェックしにいつもの池へ。

今年は、池の葦が刈られていてずいぶんさっぱりしてて、浮き草も見えないくらい環境が変わっちゃっていたけど、葦の根元付近をかき分けたらやっぱりいました。

2mm弱の微小な、ケシカタビロアメンボという種類です(たぶん)。類似種はいくつかいるけど数からしてケシカタビロアメンボではないかと。脚も短くて全体的な印象はアメンボというよりは陸生のカメムシに似てます。

ちなみに小さすぎて目立たないだけで、そう珍しい種類というわけではないです。学生時代、研究室でN塚先輩がこいつの研究をされていました。もう記憶があいまいになってしまってるけど、確かツマグロヨコバイが水面に落ちたときに捕食するので捕食性の天敵として利用できないかとかいう内容だったような。
こんなに小さくヘナチョコすぎてホントに天敵として有効なのかは疑問がないわけではないですが、、、、

この画像は無翅型の成虫なので肩は広くなくてどこが『肩広』なんだ?のですが、有翅型はもっとがばっと肩が張っていて、いかにも『肩広』な形状をしてます。今日はカメラの届く範囲に有翅型が見つからなかったので、そのうち長靴もって再挑戦して来る予定。

それともう一種。これもアメンボの仲間でイトアメンボ科のヒメイトアメンボ。

これも同じ池にいました。細長い体と脚で、普通のアメンボみたいにスイーーーと泳ぐのとは違ってトコトコ歩いて移動します。イトカメムシをアメンボにしたイメージ。(腹の先端のオレンジのはダニです)

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