Ferruginous flycatcher


懐かしのミヤマ(ビ|ヒ)タキ。2004/5/5

先日、雑談でミヤマビタキはミヤマヒタキと書いてる図鑑もあるどちらが正しい?というような話になって、僕は高野さんのフィールドガイドでミヤマビタキと記憶してたもんだからミヤマビタキが正しいと認識していて、ふと気になったので手持ちの資料を調べてみました。

フィールドガイド日本の野鳥:ミヤマビタキ(←ワシらの世代のバイブルですな)
日本の野鳥の巻末の日本産鳥類リスト:ミヤマビタキ
山渓ハンディ図鑑の巻末日本の野鳥リスト:ミヤマビタキ

やっぱりみんなミヤマビタキ。そして、

鳥630図鑑:ミヤマヒタキ←(!)

ミヤマヒタキ説はこれか?

しかし持っているヒトは少ないんじゃないの、この図鑑。
ネットで検索したところで日本産鳥類記録リストもミヤマヒタキ。

あと文一図鑑は行方不明で未確認です。(どこいっちゃったんだろう?)
日本産鳥類リスト(1997)は載ってなかったです。日本の鳥じゃなかったのね。

そもそも〜ヒタキになるか〜ビタキになるか法則性もないみたいなので何が正しいというのは無いのかもしれないけれども検索時に2回検索しないといけないのは手間なのと無用な混乱を避けるために統一して欲しいものですね。

ワタシ的にはミヤマビタキ派。

2 thoughts on “Ferruginous flycatcher

  1. この手の話は嫌いではないので、
    ちょっと調べてみました。
    世界鳥類和名辞典(大学書林 1986)
    ミヤマヒタキ
    これが一般的には標準なんでしょうね。

    日本鳥類目録 改訂第6版 2000
    ミヤマヒタキ 但し検討中の種・亜種の項

    日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版
    文一総合出版 2000 改訂 2004
    ミヤマビタキ

    上記では目録で検討中の種・亜種となっている
    ことを記載しているが使用している和名は違う。

    ということで、昔からミヤマビタキと使う人が
    多かったようだが、世界鳥類和名辞典の和名を
    基本的に使用すると言っている(た?)文一
    でさえ混乱してますからね!

    分類学者がいない?
    日本では当分混乱が収拾されないでしょうね。

  2. Lancasterさん、追加情報をどうもありがとうございます。
    『日本の鳥550』は鳥見バッグの底からやっと発見しました。

    混乱してますよねー
    世界鳥類和名辞典なんて高価なモノ参照してる人なんてほぼ皆無に近いのでは?
    『ミヤマビタキ』派としては、図鑑で『ミヤマビタキ』の表記が優勢なのにネットで『ミヤマヒタキ』が意外に多いのがいやんな感じです(^_^;

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です