うすらぼんやりとしたこの風景のようにリアルな実体感がないまま時間が流れ、気がつけば、ここに住んで20有余年が経ってしまった。
微妙に街の風景も変わっているようでもあり全く変わっていないようでもあり・・・
唯一の景観的変化は高速道路のI.C.が建設されたぐらいだ。
もちろんマクロで見れば、確かに以前竹薮だった場所がマンションになったりおんぼろアパートもしゃれた建て売り住宅になっていたりするが、違和感があるには数ヶ月でいつの間にか以前からそこにあったようになじんでしまう程度の変化でしかない。
不便だし風景もとくに気に入っているわけではないのだけど、次に気がついたら死にかけのジジイになってる可能性が大だ。