本日も強風で遊びに行くのはツラいので裏の川でGX100のデジスコ実験してみました。
GX100はフィルター用のアダプタがあって、こいつの口径が43mm。いっぽうライカのスコープで使用しているTurbo Adapter TA-3は58mm。この2つを結合するためには43->58のステップアップリングがあれば一発なんですが、川崎ヨドバシには置いてなかったのでマルミの43->52と52->58のステップアップリング2段重ねにして、とりあえずですがくっつきました。ペンタックスのPF-80EDはアイピースに43mmのネジが切ってあるので何も使わなくてもそのままくっつきました。
RICOH GX100 + Leica APO-Televid 77 + 32X
絞り値:f/5.6
シャッター速度:1/220 sec
ISO:100
レンズ焦点距離:15.3mm(72mm相当)
広角デジカメなのでデジスコには向いてない機種ではあるのですが、強風、曇りの条件であまり参考にはならないかもしれないですがこんな程度には撮れます。
ついでにオリジナルの画像(約2MByte)も置いておきます。←クリックしてしばらーく待っていると左上あたりに四角いマークがでてくるのでそこクリックしてみてください。直接右クリックでメニューから保存したほうが手っ取り早いです。
コーワやニコンといったメジャーなスコープなら参考データもすぐ上がるでしょうけど、ライカやペンタックスといったマイナー気味なスコープ使用時のケラレ具合ってなかなかでないかもしれないので実験結果も付けておきます。
いろいろ撮った中から適当にセレクトしているので被写体がイロイロなのはご容赦を。
まずはライカのAPO-Televidで32Xアイピース使用時から。
Leica 32X 5.1mm(24mm相当)時
Leica 32X 6.0mm(28mm相当)時
Leica 32X 7.3mm(35mm相当)時
Leica 32X 10.5mm(50mm相当)時
Leica 32X 15.3mm(72mm相当)時
ワイド端からずっとケラレていて、中間域でぐぐっっとケラレが大きくなってテレ端でやっと消えます。実質テレ端でしか使用できません。
ステップアップリング2段重ねの影響かもしれないので43->58のものがあれば改善するかも。
次はPENTAXのスコープ。アイピースはXW20のPF-80EDで使用時は26倍になるものです。
と、準備している間にカモたちがみんな下流に移動してしまいました。めんどうなので同じ位置から実験を継続します。
PENTAX XW20 5.1mm(24mm相当)時
PENTAX XW20 6.0mm(28mm相当)時
PENTAX XW20 7.1mm(35mm相当)時
PENTAX XW20 10.5mm(50mm相当)時
PENTAX XW20 15.3mm(72mm相当)時
ペンタックスの場合は、ワイド端ではかなりケラレますが、28mm相当でほとんど消え、中間以降はふつうに使用可能です。
ただ、ペンタックスの場合はネジで接続なので観察中にちょこっと写したい場合はいちいちアイピースを外してぐりぐり接続して再度被写体を導入という、かなりめんどくさい作業が必要になります。撮影主体なら高価なアダプタキットを買わないでもがっちりくっつくので有利ですが。。。