『赤い河』

Amazon Primeに『赤い河』があったので観てみた。1948年のアメリカ映画。

昔は「ヌーベル・バーグ」や「ネオ・リアリズム」じゃないと映画じゃないよね、のようなちょっとあれな指向だったので西部劇はほとんど見たことないのだけども、昔のぴあのシネマガイドで★★★★が付いていて同時からちょっと気になっていた作品。(とはいえLDとか買う気は起きなかった)

ざっくりしたストーリーは、牧場経営者の主人公のジョン・ウェインが子供の頃から育てたモンゴメリー・クリフトと牧場の経営方針で揉めて最後は和解してめでたしめでたし、みたいな感じ。

風景がマジでアメリカっぽいw。広大な平原がどこまでも西部劇。牛の大群も全部本物なのですごいw。こんな群れ映画中でどうやってコントロールするんだ? ロケ隊にずっと同行させてたの?!

ストーリーも今の感覚だとありえないw。

原住民族であるインディアンの土地に侵入しておきながら襲われたらばんばん撃ち殺すし、他人の土地に勝手に牧場作って文句言いに来た土地所有者の使いも撃ち殺して埋めて聖書読めばOK、従業員のカウボーイたちが仕事がキツイので辞めると言ったら撃ち殺すし、現代のブラック企業などまだまだ甘いよ、みたいな世界。

いやー、アメリカ西部開拓時代はSF映画並みに恐い世界っぽい。他にも何か有名どころを観てみよう。

2 thoughts on “『赤い河』

  1. つい最近、配信系で初めて見ました。スマホの早送りで(笑)。
    ただ、スマホ、早送りが問題じゃなくて、「ブラック企業じゃん。なんでこの映画は、そこまで評価されんの?」というのが、第1の感想ででした。一方で、「牛の移動シーンはすげえな。大画面で見直さなければ」ということで、今BSで放送中の赤い河を65インチのテレビで見直してます。牛の大群のシーンは傑作、そこは十分に見る価値あります。

  2. 昔のアメリカ映画、ストーリー的にはアレですがすごいですよね。
    お金のかけかたもはんぱじゃないですし。
    へたな異世界ものよりも異世界なのでそのへん判って見る分には楽しいです。

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