日頃使用しているMacはTimeMachineという非常に便利なバックアップ・ツールが付属していて随時バックアップが取られているので何時HDD(正確にはSSDなのだけど)が飛んでしまっても大きな被害もなく復旧可能である。でも、このWebサイトは小さなPCにLinuxを入れた自宅サーバ上にあり、なんとなく不安な気持ちになったときにデータのみrsyncでバックアップしているだけであり、実際PCが壊れちゃったりして、各種ソフトの再設定なんて考えると気が遠くなる。
このPCもそろそろ買ってから24時間稼働で丸4年になるし、最近気のせいかファンの音も大きくなったような気もして故障も怖い。
なんか環境ごとバックアップできないものかと見ていたらMondo Rescueという定番ツールがあるようなので、インストールして実行してみた。
ちなみに使っているサーバ環境はScientific Linux 6.6。
% cd /etc/yum.repos.d/
% wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/6/x86_64/mondorescue.repo
% yum install mondo
あとは聞かれるまま’y’を答えて関連パッケージもまるっとインストール完了。
ついでにlzoもインストール
% yum install lzop lzo
バックアップ用ディレクトリを作成してバックアップ開始。
% mkdir /backup
% mondoarchive -Oi -L -N -s 8000m -d /backup -E /backup/ -p dauphine-`date +%Y-%m-%d`
本当ならするっとisoイメージでバックアップファイルができるはずだったけど、なんか途中でエラーが出た。。。(汗
|FATAL ERROR. Your system uses a UUID partition (UUID=128E-075E),
|but you lack the tool to support it.
|Please replace labels with their correct devices in /etc/fstab or
|install findfs|blkid|vol_id or
よくわかんないけどもfstabがダメって言ってるぽい。
fstabを見てみたら、
> UUID=128E-075E /boot/efi vfat umask=0077,shortname=winnt 0 0
こんな行があって、vfat?winntだし要らない?とりあえず削除したらとりあえずOKみたい。
しばらく待ってたら/backupにdauphine-2015-10-16-1.isoのファイルができていた。
rw-r–r– 1 root root 7111075840 10月 16 17:33 2015 dauphine-2015-10-16-1.iso
約7GB。8GBのUSBメモリにでも入れとけばいいかな。
これでレストアができればひじょーに簡単にバックアップができたことになる。
そのうち検証してみよう。