キベリカタビロなんとか

今年の虫シーズンも終盤っぽい雰囲気となってきた。
あまりいい予感はしなかったけど、いいアイデアもないし、今年は週末天気が悪かったりとか、なんとなく行きそびれていたので、とりあえずと大菩薩近辺に行ってみた。

林道沿いのノリウツギはぜんぜんダメだった昨シーズンよりも花が目立っていたが、高い位置が多くて写真屋にはちょっとつらい。
クルマのトランクには網は入ってはいるんだけど、なんとなく出す気もせずで、見える範囲では、見たことのあるやつばっかしだった(て思う)。

イケマもまあまあ咲いているのでピドニアでも来てないかと見てはみるが、いまひとつ。

土場ちかくまで来たら虫屋っぽい網を持った人々だらけで、こりゃダメそうなのでスルーして、上の方まで。ダム湖の周りの道は、昨年は多かったイケマがかなり寂しくて見ただけ損だった。
日川峠の駐車場のイケマも全然ダメだし、しかたないので富士見山荘近くまで往復したがこれといって収穫なし。
やっぱちょっと時期が遅かったかも。

標高があるので涼しいはずだったのにけっこう汗かいてR長兵衛の流し台で手を洗ってたら、古い板とかが突っ込んであった元流し台を見慣れないカミキリが歩いていた。

ヤマトキモンハナカミキリ

焦ってカメラの設定がおかしいまま撮ってしまったのでボケボケになってしまったがヤマトキモンハナカミキリっぽい?数カットで居なくなってしまった。ゆっくり撮りたかったにのにー

15時を過ぎてかなりエネルギー切れ近し。山道歩かなきゃ良かった。
ほとんど終わりモードで、行きに横目でみえてた伐採地の脇に少しだけ材があったのでチェック。アカハナばっかりでシーズンも終わりだなって感じ。
ひとつデカくて黒いのが飛び立って、直感的にヤバい気がして手を出して掴んでしまったが、見てみたらこんなのだった↓

キベリカタビロハナカミキリ

少なくとも見たことないやつ。かなり立派。
今回はノーマークだったのが2種見れたので、まいっか、っと『すずらん』にて休憩+甘いものでエネルギー補給。

ケーキ・セット

ペンションの人に『今日はパキタが採れてたみたいですよ』って教えてもらったけど、ニセカミキリ屋の西村はパキタが判らないので適当に相槌をうってみたりしつつスマホで検索してみたら、さっきのヤツだった。
けっこう珍品なん?

ちょっと得した気分になりつつ帰還。はやめに切り上げたのに国道から渋滞が酷くて1時間ほど。小仏トンネルは30Kmで2時間の渋滞で、山歩き+クラッチ操作で左足が限界。まあいいけど。

4 thoughts on “キベリカタビロなんとか

  1. パキタいいですね。
    昔は長兵衛に御神木があってたくさんいたそうです。
    発生数は変わってないんでしょうけど、一日粘って1が
    いいとこみたいですね。狙う人はもっと多い産地に行きます。
    幼虫が針葉樹根食いらしいので
    湿った切り株でもあれば生態狙えるかもですが。
    あまりそういう目撃例はありません。

  2. すごいですね~。
    タイトル見たとき、西のほうに行かれたのかなと思いましたが
    あのあたりにもいるんですね。
    写真もきれいに撮れてますね!

  3. itaさん>
    パキタ、ぜんぜん狙ってなかったので予習もしてなかったのですが
    写真も撮れてかなりラッキーだったようです。
    思わず手が出てインチキ生態写真になっちゃいましたが、個体数が
    少ないならしょうがないですよね。
    昨日は3頭採っている人がいたそうなので今年は多いのかも?

  4. noriちゃん>
    午前中は全然ダメで今日は収穫なしかなって思いかけてたところでしたが、さすが大菩薩、行けばなにかしら収穫があるとこですね。

    写真はキャッチしたのを下草に放して撮ったのでちょっとインチキです(汗
    あんまり飛ぶのが上手く無いようで、短距離飛んで下草の中に
    消えていってしまいました。。。。

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