蕪栗沼光害防止キャンペーン

にご協力を!!


 

【蕪栗沼で野鳥を観察される方々へ】

ガンを始めとする野鳥たちが、冬の間安心して生活できるように、そしてみんなで楽しく野鳥を観察することができるように、次のことにご協力下さい。


  1. 車のヘッドライトは消しましょう。

    早朝のガンの飛び立ちを観察される方は、沼の近くでは車のヘッドライトを消してゆっくりと走行して下さい。車の光に驚いてガンが飛び立ってしまいます。できれば、遠くに車をおいて、そこから歩いて沼に近づいて下さい。また車内灯も消し,ドアの開閉はなるべく少なくしましょう.光や音で野鳥などにストレスを与えてしまいます。
    ヘッドライトを消して走行する場合は、歩行者や他の車などには充分配慮し、徐行されることをお奨めします。

  2. カメラのフラッシュは止めましょう。

    カメラのフラッシュがガンを驚かしてしまうことがあります。フラッシュはなるべく使わないようにして下さい。またオートで撮影すると勝手にフラッシュが発光する可能性がありますので,フラッシュが働かないように設定して下さい.また,写真構図の関係や鳥に近づくためにむやみに草木を切ったり折ったりする方が見受けられますが,最低限のマナーは守りましょう。

  3. 目立つ場所では観察しないようにしましょう。

    特に早朝のガンの飛び立ちを観察される方は、蕪栗沼東のコンクリート堤防上での観察を控えて下さい。目立つだけでなく、ガンのねぐら群までの距離が近いため、驚いて飛び立ってしまうことがあります。なるべくササやススキ群落に隠れるようにして遠くからそっと観察しましょう。

  4. 沼の水鳥に餌を与えないで下さい。

    蕪栗沼には、自然の餌が豊富にあるので、水鳥は餌に困っていません。あげても食べてくれませんので、結果的にゴミをまいているような行為になってししまい、水質悪化などの原因にもなります。『野生の蕪栗沼』をみんなで大切にしていきましょう

  5. ゴミは捨てずに必ず持ち帰りましょう。

    蕪栗沼は河川敷ですので,不法投棄は量にかかわらず河川法により罰せられます

  6. 堤防の下へは降りないようにしましょう

    驚いてガンなどが逃げてしまいます。

 

 

(注意書き−2000.9.15付)

 今年の冬は、2001年3月までの予定で蕪栗沼の遊水地事業に関わる堤防工事が実施されます。平日はダンプなどの工事車両が周囲の堤防上を走行するだけでなく、駐車スペースにも不自由することが予想されます。なるべく、沼から離れたところに車を駐車し、沼まで歩いて近づくようご協力下さい。
 2000.10.04に白鳥地区の南北それぞれに駐車スペースが整備されました。

 工事に伴い、ガンなどの水鳥の生活に影響が及ぶ可能性もあります。地元の環境NGOである『蕪栗ぬまっこくらぶ』や『日本雁を保護する会』が、事業主体である宮城県と協議した結果、周辺環境への影響を最小限にする堤防工事を実施することや、工事が水鳥やガン類に影響を及ぼしている場合には、再度対策を検討すること、などが決まりました。

 工事が水鳥などの生活に大きな影響を与えているケースを確認された方は、下記までご一報下さい。

蕪栗ぬまっこくらぶ 香川 裕之
e-mail:kgwa@pop16.odn.ne.jp

 なお、蕪栗沼のことや遊水地事業に関することに興味をお持ちの方は、下記ホームページをご覧下さい。

蕪栗沼ホームページ:http//www2.odn.ne.jp/kgwa/kabukuri/

 

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