*1月22日 愛知県西三河周辺
 
ホイグリンカモメ 第1回冬羽 L.heuglini

大雨覆が黒くて初列が長い。

尾羽が2段になっているタイプ。

実は去年もこの個体を見たんだけど、その時は後姿だけだったので、じっくり観察できてよかった。

2004年12月30日に北海道で撮影したホイグリンカモメ

この個体も尾羽が2段になっている。
不思議なパターンだが、モンゴルカモメやヨーロッパのセグロカモメに多いらしい。
日本では他にこういうパターンをしたオオセグロカモメとセグロカモメ(写真のみ)を
見たことがあるので、他の種類でも少数はいるものと思われる。
モンゴルカモメ 第1回冬羽 L.c.mougolicus

去年の12月11日に同所で見られた個体と同一。
その時に比べて肩羽の換羽が進んで、体下面が磨耗して白くなっている。
三列風切はまだ綺麗で原型を留めたまま。

尾羽の黒帯は細い。

翼下面は白地に横斑。
ホイグリン(系)カモメ 第1回冬羽 L.heuglini 'taimyrensis'-type

この個体も昨年12月11日に同所で観察している。
モンゴルカモメより換羽が進むスピードが遅いことがわかってとても興味深かった。
雨覆の1枚1枚が同じ色と模様をしているので全体にうろこの様に見える。
肩羽は数枚が1wに換羽している。全体に白っぽい個体。

翼下面も白いがうろこ模様になっている。

内側は若干薄いので純粋なホイグリンとは呼ばない方がいいのかもしれない。
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