【県  名】  富山県
【場  所】  立山黒部アルペンルート(室堂平、雄山、黒部湖)
【年月日】  2002年09月22日(日)
【時  刻】  12:00−17:00
【天  候】  曇り
【観察者】  いが
【環  境】  高山
【観察種】  

   1.オシドリ
   2.ライチョウ
   3.イワヒバリ
   4.ウグイス
   5.ホシガラス

【雑  記】

◎  非鳥見系の友人達と、立山に登山に行く。
   昨年の11月の連休に雪で雄山に登れなかったので二度目の挑戦だ。
   もちろんせっかくなのでライチョウ狙いで双眼鏡は持ってく。

◎  扇沢からトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバス
   と乗り継ぐ。
   連休なので、やたらと混んでて、室堂平まで3時間近くかかる。
   予報では天気が期待できなかったが、その通りで雄山は見えない。
   まあ雨が降ってないしということで、それでも登ってみることに。
   とりあえず2450mの室堂平から、舗装道で2700mの一の越山荘まで。
   これがだらだらの登りで、空気の薄いのになれてない身にはやたらと
   辛い。
   それでも、途中でライチョウをゲット。
   昨年と違い、まだまだ夏羽の♀だ。
   とりあえずの目的達成で嬉しい(^_^)

◎  一の越から上は、いきなり岩場を急激に登っていくことになる。
   きついようだが、一歩一歩どこに足をかけようかと思って登ってるう
   ちに、高度が稼げるので、かえって楽だ。
   三の越を過ぎると、ガスが晴れてきて、一気に視界が開ける。
   眼下にはみくりが池などが一望でき、紅葉しかかりの山容が美しい。
   ふと気づいてみると、ハイマツ帯にやたらとホシガラスが飛び交う。
   こいつも今年は見てなかったので嬉しい。

◎  室堂平から3時間弱で雄山山頂。
   標高3003m。生まれて初めてのOver3000だ。
   山頂直下の売店の前で、紅茶を飲んだり、カップラーメンを食べたり
   で和んでると、イワヒバリがたくさん出てくる。
   じっとしてると50cmくらいまで寄ってくる。
   山登りをするヒトには、イワヒバリは人を恐れないとは聞いていたが、
   ここまでとは。
   こいつも今年は見てなかったんでやはり嬉しい。

◎  1時間以上のんびりし、ガスが出てきたので登って来た道を下る。
   改めて上から見下ろすと、ものすごい角度だ。
   友人に奨められて、購入したストックのおかげでどんどん下れる。
   足への負担が格段に違う。
   こりゃもうストックなしでは山へはいけない。
   でも、一の越から下のだらだらは、やっぱり辛かった(^^;)

◎  この日は、ホテル立山で宿泊。
   室堂平を降りてすぐのところにあるホテルなんで、荷物をすぐに預け
   られるし、下山後の温泉が嬉しいのだが、料金が高い(1泊2食2万数
   千円)のと食事が激マズなのが困りもの。
   乾ききった刺身とか酢の物、かすかすの煮物など、つまらんものは止
   めて欲しい。
   ここの夕食に比べれば、マックでも吉野家でも美食といえるだろうな。
   レトルトカレーでも怒らないから、どうにかしてくれ>ホテル立山
   もしくは夕食抜きの設定を設けて欲しい。
   もっとも自然保護目的で、リピーターを拒絶するためにまずい食事を
   出してるというのなら、これで正解だが(-_-#)

◎  翌朝は予報どおりの雨だったが、10時ごろにやんだので、みくりが池
   の周りを散策。
   再びライチョウを狙ったが、声さえせず。
   人が多すぎるせいか、それとも、まだもっと上のほうにいるのか。
   残念だが、連休の渋滞が不安なので11時過ぎに室道平より下山。
   大観峰、黒部平とずっとガスだったが、黒部ダムで晴れる。
   ダムは豪快に放水してた。
   運良くダム湖でオシドリのペアを発見。
   実はこいつも今年は見てなかった(^_^)
   とゆわけで、イヤーリスト4種追加のなかなか実り多いツアーだった。

◎  扇沢に13:30に到着し、iモードで渋滞情報を確認する。
   すると、すでに中央道では上野原あたりから渋滞してる。
   あっさり中央経由を断念し、長野道→上信越道→関越道で帰ることに。
   藤岡JCT〜東松山ICで25km渋滞してたが、さすがに三車線の威力
   で、そこそこ動き、1時間弱で渋滞突破。
   んなわけで、19時に高尾駅に着き、友人達と別れた。

◎  デジカメ写真は、イワヒバリとホシガラスです。(非デジスコ)

 

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