【県  名】  香川県
【場  所】  高松市亀田南町休耕田・峰山公園、三豊干拓地
【年月日】  2001年09月23日(日)
【時  刻】  06:30−08:00、14:30−15:00
【天  候】  晴れ
【観察者】  Y嬢、いが
【環  境】  休耕田
【観察種】  

   1.コジュケイ
   2.タマシギ
   3.コバシチドリ
   4.トウネン
   5.ツルシギ
   6.タシギ
   7.ツバメ
   8.ハクセキレイ
   9.セグロセキレイ
  10.モズ
  11.シジュウカラ
  12.メジロ
  13.ホオジロ
  14.スズメ
  15.ムクドリ
  16.ハシボソガラス

【雑  記】

○  早朝はモルテンさんの案内で昨日同様休耕田ウォッチング。この日
   はタマシギが9羽もいた。雌の成鳥らしきものがいたのが収穫。そ
   の後、峰山公園で渡りの小鳥を探すも見あたらず、朝はこれで時間
   切れ。ホテルに戻り朝寝して体力温存に努めてたY嬢を拾いレンタ
   カー屋へ。今日は二人だけでうどん屋巡りなのだ。

◎  とはいえ最初の穴吹だけはモルテンさんも朝食としてつきあってく
   れた。しかしさんざん探しても店の場所がわからない。しょうがな
   くて近所の人に尋ねたらすぐそこを指さされた。マジ!?あれが店
   !?しかし、ピンポイントで指摘されてもそこを通ると休みとしか
   思えない。改めて戻り、モルテンさんが中を覗くとやってるという。
   噂に違わぬわかりづらさは感動的ですらあった(^.^;)うどん100円
   は極太の表面つるつる系。テーブルのわきに、暖かいダシが入った
   鍋が置いてあるのでお玉ですくってかける。いわゆるひやあつだ。
   お腹が減ってたのでもう一杯ひやを今度は生醤油で。ズルズル入る
   が地元のモルテンさんにいわせると典型的なのびた麺だそうな。開
   店直後に延びてるってどーゆーこと!?さらにそれに気付かずおか
   わりしてるわたしって(^.^;) いやきっとのびてなければすごい麺
   に違いない。しかしいったいいつに行けばのびてないのだらう。


穴吹のうどん

◎  気を取り直して今日のメインの中村へ向かう。ここも相当わかりづ
   らいが有名なドラム缶があるし、今日は混んでて案内人みたいな人
   がいたので迷わずにすんだ。ここは薬味を客が刻んだりおろしたり
   して融通しあうというさすがなシステム。おどおどとひやひや100
   円の支払いをすませずるっとね。うわぁ、なんだこれ!ずるずると
   いくらでも入ってくる。しなやかにしなう麺が口中と喉の奥を刺激
   する。だしもうまい。一瞬で食べ尽くし、今度は大とげそ天300円
   をひやあつで。うーん、やっぱりうまいわ、これ。一番好きかも。
   このままここでずぅっと食べ続けようかという妄想がよぎったりし
   た。わんこそばならぬわんこ中村なんてものがあったりしたら6杯
   は堅いな、などと思考の暴走は果てしない(^o^;)


中村のひやひや

◎  さて、先があるにも関わらず中村で理性を失った我々はかなーり満
   腹状態。しかし不屈の闘志で彦江へ向う。ここのわかりづらさも半
   端じゃない。場所的には穴吹以上だろう。偶然にここに来ることは
   ありえない、それは断言できる。穴吹は店の前まで来てもうどん屋
   とはわからない、彦江は前まで辿り着けない、そーゆー違いだ。ち
   なみに彦江も目の前まで来て開いてる扉の奥を覗かなければうどん
   屋とは気づかないだろう。なぜか今日は迷路系の店ばかりだ(^.^;)
   で、店に入ると、まさにゆで立てで麺を冷水でしめてるところ。そ
   れを横からドンブリにいれてもらうという望める限り最高の状態。
   とりあえず小130円に冷たいダシをかけてと、麺は太いな、うわ!
   なんだこのコシ!芯がごちっときて粘る粘る。歯の弱い人なら折れ
   るんじゃないかってほどのコシだ。(折れへん折れへん)それでい
   て表面は滑らかなんでするっと入る。何度もいうがさぬきうどんは
   奥が深い。これはやはりおかわりをしなくてはってことで小130円
   を今度は暖かいので。暖かいと強烈なコシも穏やかになって、いが
   的には断然こちらが好みだ。いりこのだしも良い。迷路のようなシ
   チュエーション込みで気に入った!

○  さすがに7玉を食べると休憩が必要だ。明も行きたかったけど中村
   がうますぎたのだからしょうがない。四国は初めてのY嬢のために
   瀬戸大橋ツアーだ。とかいいつつ与島SAの第2駐車場はいがも初め
   てだったりする。第二駐車場の奥にはフィッシャーマンズワーフが
   あった。快晴の瀬戸内海沿いにたつフィッシャーマンズワーフ。そ
   のボードウォークは吹き抜ける風がことのほか気持ち良い。これは
   まさにリゾートだ!満腹でこーゆー状態なのでまぶたが重い。とい
   うわけで、2時間ほど気を失う。んでまだ満腹なのでまたちょっと
   コバシをチェックしに行く。相変わらず可愛い。とようやく少しお
   腹が減ってきた。

◎  さて次はおか泉だ。一般店なので夕方とかのひどい時間でも大丈夫
   だそうな。とりあえず有名な冷や天おろし850円を頼む。10分ほど
   で運ばれてきた麺はてんぷらの下で輝いてる。ずるっといくと、こ
   れまたどんどんはいってくる。中村の麺を太くして表面をより滑ら
   かにし洗練させた感じといったらわかってもらえるだろうか。とに
   かく強烈にうまい。もちろんてんぷらも旨いが、それより麺だ。す
   でに満腹だったが麺そのものを味わいたくて生醤油400円を追加。
   うむ、やっぱうまいわ。ずるずるいける。それと、ここはおろしが
   旨い。キメが細かくダシにさらっと溶けるのだ。きっとここのイチ
   オシはおろしぶっかけとみた。とべたぼめだが、中村より好きかっ
   てと、さにあらず。洗練されすぎてるとこがかえってマイナスポイ
   ントだ。ダシにいりこ臭さがなさすぎだし、癖っちゅーものがない。
   ストレートに激うまなのである。しかし、ひねくれもんのいがは優
   等生より一点突破の悪童の方が好きなのである。とはいえ、この時
   間帯のベストといって過言ではないし、全時間帯を通しても最高ラ
   ンクの店であることは間違いない。


おか泉の冷や天おろしと生醤油

◎  さて、そろそろ夕食のことを考える時間となった。今晩はモルテン
   さんご一家とご一緒することになってる。うどんに飽きてたら一鶴
   で鶏のもも焼きでもといわれたが、恐ろしいことにぜんぜん飽きて
   ない。んで、みんなで八栗の山田屋に。釜ぶっかけ490円は釜から
   あげたうどんを鉢に盛り、そこへ熱いダシをぶっかけるというスタ
   イル。細い麺は表面つるつるというよりふわふわにゅるにゅるで、
   喉の奥に突進してくる。噛まずに飲みこみ、喉越しを楽しみたい麺
   だ。まだお腹に余裕があったので、せっかくなんで冷たいものも試
   してみようとざるぶっかけ(いわゆる普通のぶっかけ)を頼んでみ
   る。うまいが、にゅるにゅる感が前面に出すぎて、釜ぶっかけの方
   が好みだな。しかし、ここも恐ろしく個性的だなぁ。

◎  二日目はここで終わり。ホテルに帰ると、お酒を飲む気力もなく、
   ばたんきゅーでした。

 

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