2008年の9月15日に、北海道むかわ町の鵡川河口にて、複数のメボソムシクイを観察することができたので鮮明ではないがここにその画像を掲載する。北海道においてメボソムシクイは道東を除いては繁殖しないとされており、通過する個体群も本州で繁殖する亜種とは別亜種と推測されているようであるが、不明な点も多いようである。
※以下の画像には複数個体が入り混じっている。
下嘴先端は黒い。このような特徴をもつ個体が大半だった。眉斑はまぁまぁ細めで、黄色みを帯びる。
ヤナギについている青虫(シャクトリムシ)を食べていた。頭から背中にかけて一様な色合いだった。 以下3枚同一個体。
この個体は下嘴が黄色い。喉〜体下面〜下尾筒にいたるまで黄色みを帯びていて、このような個体も複数見受けられた。
風切、尾羽ともに変な色合いに写ったが、恐らく光の影響。現場ではこのようには見えなかった。
なお、今回観察した一部の個体は、時折「ジィッ」あるいは「ヴィッ」というような、というよりはセミのような声?で鳴いていた。