クロワカモメ  L.delawarensis

数年前から出続けている個体。久しぶりに見たが脚を怪我したらしく、
時々びっこを引いていたのが気になった。
来シーズンも元気に渡来してくれるといいのだが…。




クロワカモメの背の色はかなり薄いと言われているが、
そもそもこの認識自体が間違っていて、実際はこのくらいなんだろうなと
向こうの他種との比較写真を見ていて最近よく思う。

嘴に黒いリングがあるのはカモメの若い個体なのだが、これも何年も続けてこの個体が
渡来している時点で説明がつかない。
またウミネコとカモメの雑種なら、jizzや模様的に矛盾する点がかなり見られるはずだし、
カモメ類の個体差の幅広さを知っている人ならこの個体がクロワカモメと納得できるはず。

いつか現地で確認しようと思うが、実際に見ても今と考え方はあまり変わらないような気がする。



左はセグロカモメ。
この個体の場合、砂浜など堤防以外で見るとまた背の色の印象が変わるのが面白いと思う。







寝姿だけで何度も見つけられた。