Gulls report  2005年12月31日
最終日。昨日逃げられたカナダ成鳥と第2回を撮りに張ってた。結局カナダ成鳥はなんとか撮れたが、なんか昨日近くに降りてきた奴とはもしかしたら別だったりするかもしれなかったり、いまいち写真が無いとわからない感じだった。ってなわけで確実に写真を押さえれたのは4日で3羽。
 
 
オオセグロカモメ L.schistisagus

成鳥。ここはほんとにオオセグロカモメが多すぎて気持ち悪い。今年は死体が少なかったから良かったが、色々なところに引っかかってたり、びろーんとなって死んでたりすることもある。
 
オオセグロカモメ L.schistisagus

オオセグロカモメの群。まぁほぼすべてオオセグロカモメ。
 
モンゴルカモメ L.c.mongolicus

昨年もいた個体。朝方に漁港横にいた。この場所で成鳥はもう1羽いて、幼鳥も2羽いた。相変わらずここはセグロカモメの比率が高く、びっくりした。この個体はやっぱりわかりやすくて、光線状態の関係なのか知らないけど昨年はわかりにくかった嘴の黒斑も普通に見えた。あとは昨年ほど変な感じはしなかったけど、脚の色も普通にピンクという風には見えないし、凄い個体だと思う。
 
シロカモメ×セグロカモメ?

昨日も見れた個体。昨日の印象ではそれほどでもなかったが、大型カモメの群の中に埋もれると結構小ぶりでもしかしたらカナダ?とか疑いたくなるような個体だった。でもよくよく見ると、脚は太めだし、体も太くて顔もごつめだし、嘴もそうでもなく、体のバランス?みたいなもの、というより印象がカナダ的ではなかった。どっちにしろ面白い個体だったのでじっくり見れたのは収穫。
 
ホイグリン系カモメ L.heuglini/taimyrensis?

かなり横に長い体型、体下面の白さなど目立っていた個体。脚も長めで、セグロカモメっぽくはなかった。大雨覆いは外側では暗色で、肩羽の新羽の地の色もセグロカモメに比べて濃い。それでも雨覆いの淡色部は多いように感じたし、やぱりホイ系の若いのかなって思った。体型面ではわかりやすいと思うんだけど…。
 
カナダカモメ L.thayeri

この日も成鳥は2羽!この個体は一回近くに下りてくれたが、一瞬で飛んでしまって結局屋根の上に降りたところしか撮れなかった。でもなんか頭の斑はモヤリ質で昨日近くで見れた個体とは違うような気も…。昨日撮れた成鳥は同じ場所にいた。
 
大型カモメ雑種

面白い個体だった。特に尾羽の模様が良かった。やっぱりシロ×セグロ系の雑種かな?って思う。体型はセグロに近い。
 
ワシカモメ×オオセグロカモメ? glaucescens×schistisagus?

虹彩が淡色、中途半端な背と初列の濃さから現場では普通にワシ×オオセグロだと思っていたが、帰ってきて写真を見ると微妙だった。まぁでも背中はワシにしてはどう考えても濃すぎるし、いいのかな?