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そろそろ渡りも本格化したみたいなので、期待して来た。まぁ予想通りカモメ類はとても多かった。ここに来て大型カモメがやっと本格的に増え、特にセグロカモメの幼羽が多くてなかなか面白かった。ウミネコはまだまだ多く、オオセグロカモメもどっと増えた。その他、ミツユビカモメ、カモメも多く、ユリカモメも大きな群があった。 |
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シロカモメ L.h.pallidissimus
シロカモメはまだ成鳥が多く、10日には幼鳥を確認したもののそれ以降は若い個体はかなり少ない。この日は第2回冬羽が1羽のみでほかは成鳥だった。ワシカモメは多かった。 |
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セグロカモメ L.vegae
幼鳥が多く、その中にいろいろ混じっていたりで面白かった。オオセグロカモメに比べて初列風切が黒くて長い。体型もオオセグロカモメのように寸詰まりでごつい感じではなく、華奢で細長い感じ。 |
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セグロカモメ L.vegae
成鳥は各河川の河口部に多く、漁港でも群がみられた。渡りのピークは大体今くらいと思われ、どこでも普通に見られる。初列風切はまだ1〜2枚の旧羽を残している個体が多かった。 |
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アメリカセグロカモメ L.smithsonianus
同一個体3シーズン目の確認。とりあえず今年も来た!やっぱり背中がセグロカモメよりかなり淡く、“それらしい”のを見つけて、顔をみたらやっぱりそうだった。虹彩はきれいに淡色で目玉は小さく見える。初列風切はP10が旧羽。アメリカセグロカモメではセグロカモメより換羽が早い個体が多いが、この個体はセグロカモメと大体同じくらいか少しだけ早いくらいの換羽状況。昨年は10/17に初認で、今年は10/23,24には未確認なのでやっぱりカモメ類の移動は遅いのかな?? |
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モンゴルカモメ L.c.mongolicus
モンゴルカモメは成鳥と思われるものが数羽、幼羽はセグロカモメの幼羽が多いだけあって、それ系の白い奴が結構混じっていた。が、中途半端な個体も多くて結構迷うようなのもいたので、はっきりわかったのでは3〜4羽くらいかな?どっちにしろセグロカモメ幼鳥があれだけいる割にモンゴルカモメと思われる幼鳥は少ない。 |
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ミツユビカモメ R.tridactyla
河口部に多く、漁港には入ってこなかった。今シーズン初めて幼鳥(5羽程)を確認した。 |
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カモメ L.c.kamtschatschensis
カモメ成鳥冬羽。もう本格的に渡来していて、数は多かったが、真冬のように河川の河口部に大き目の群はなかった。成鳥では頭の斑が目立ち、夏羽に近いような個体はいなかった。 |
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