【観察日時】 3月23日
【観察場所】 北海道
【観察時間】 
【観察種】

 1、クロガモ
 2、コオリガモ
 3、シノリガモ
 4、ウミアイサ
 5、ホオジロガモ
 6、カワアイサ
 7、ミコアイサ
 8、マガモ
 9、オオハクチョウ
10、コハクチョウ
※、アメリカコハクチョウ中間
11、オオワシ
12、オジロワシ
13、トビ
14、ウミウ
15、ヒメウ
16、エナガ
17、ハシブトガラ
18、ゴジュウカラ
19、スズメ
20、ムクドリ
21、ハクセキレイ
22、カモメ
23、ウミネコ
24、オオセグロカモメ
25、ワシカモメ
26、シロカモメ
27、セグロカモメ
28、ホイグリン系カモメ
29、シロカモメ×セグロカモメ
30、ワシカモメ×オオセグロカモメ
31、ツグミ
32、ハシブトガラス
33、ハシボソガラス
34、オナガガモ

昨日の道北の続き。朝起きたら天気がイマイチだったのと、あまり面白い予感もしなかったから、
漁港を覗いて、クッチャロ湖にナキハクでも探しに行こうという風になった。


コオリガモ

コオリガモは相変わらず近い。この個体も頭の上と首元が夏羽に換羽中。盛んに鳴いていた。
ヒメウも近かった個体を片っ端から撮りまくる。近いっていいねえ。

岬で少し粘るも、海鳥もワシも何にもいないから出発。程なくワシだまり発見。ここで油売ってたんだね。


10羽写ってます。

さらに10羽ほど飛んでたり、写真に納まらない場所にも止まってたりして、凄い密度でオオワシとオジロワシが見れた。


べちゃべちゃの2年目。

近くにいた個体。何かを見つけたらしく、すぐ横までやってきた。水浴び後なのか、全身びしょぬれ。
近いとかっこいい。


成鳥。

これもこちらへ飛んでくる。警戒されないようにワシを観察しているととても表情が豊かで面白い。
上の幼鳥も普段じゃ絶対見られないようなしぐさや行動を幾度となく見せてくれた。これぞ観察!
よく考えてみれば、今までは首を上げて警戒しているワシの写真ばかり撮ってたことに気付く。
でも少しの工夫でそれが解けると知って、実際に目の当たりにするともう面白すぎてたまらない。
もっといろんな種類の本当の顔を見てみたいなあ。

海沿いに出て、猿払の漁港でカモメだまり発見!結構数がいて面白そう。


セグロカモメ

変わったのはいなかったけど、セグロが多数に雑種が2羽など十分面白い。
やはりセグロは渡ってるらしく、だいぶ数が増えていた。


セグロカモメ

肉眼でモンゴルかな?!と思って見てみると、夏羽に換羽しかかったセグロだった。
黒が6枚で、頭は白いけど、数枚の残る冬羽の痕跡が親切だった。夏羽って綺麗だわぁ!


'taimyrensis'

まさか道北でこの手の個体に出会うとは思っても見なかった。ちょっと濃い目の背中に新鮮だけど少なめな後頭部の斑、
それに脚の色も鈍い黄色で上のセグロと対照的に冬羽という、まさにホイ系という個体。3wか4wだけども、どっちかな!?
三重県ではこういう3wを最近よく見かける。嘴の黒い色もいい感じ。


シロ×セグロ

この群にはこのほかにワシ×オオセグロもいた。写真の雑種はシロ形質がかなり強い個体。
こういう雑種はわかりやすいけど、両親が本当に普通のシロとセグロだったのかは疑問。
ちなみに後ろの幼鳥は上のセグロ1wで、さらに後ろも別のセグロ。


アメコ中間っぽい個体(右)

そんなこんなでクッチャロ湖へ来たんだけど、こちら側、とても面白そうです。
アメコ中間はもっとわかりやすいのがいたんだけど、どっかとんでっちゃって写真撮れず。
まだハクチョウは少なかったけど、まあまあ楽しかった。


ホオジロガモ

湖にはかなりのホオジロガモがいて、嘴黄色い♀とか、頭が大きな♂とかを探したけどもちろん見つからず。
ヒメちゃんもいなくて、ホオジロガモとカワアイサのみの群だった。それにしても凄い数。

結局ここで終了。あとは帰るだけ。やはり道北は4月頭の方がもっと面白そう。