【観察日時】 3月22日
【観察場所】 北海道
【観察時間】 
【観察種】

 1、ウミガラス 15羽
 2、ハシブトウミガラス 30±羽
 3、ウミスズメ 8羽
 4、エトロフウミスズメ 600±羽
 5、コウミスズメ 25±羽
 6、ウトウ 4羽
 7、ウミウ
 8、ヒメウ
 9、アカエリカイツブリ
10、ハジロカイツブリ
11、マガモ
12、シノリガモ
13、クロガモ
14、コオリガモ
15、ウミアイサ
16、ホオジロガモ
17、カワアイサ
18、オジロワシ
19、オオワシ
20、トビ
21、ノスリ 羽幌1羽
22、カモメ
23、ウミネコ
24、オオセグロカモメ
25、セグロカモメ 8+羽
26、ワシカモメ
27、シロカモメ
28、オオハクチョウ
29、コハクチョウ
30、キレンジャク 7羽
31、シジュウカラ
32、ハシブトガラ
33、コゲラ
34、エナガ
35、スズメ
36、ムクドリ
37、ハクセキレイ
38、カケス
39、ハシブトガラス
40、ハシボソガラス

前回のはずれを挽回したくて、再び道北へ。ワシ渡りが見れて割と面白かった。
朝一で宗谷岬からサハリン側を見ていると、地平線すれすれを西に向かって凄い数のエトロフウミスズメが渡っていった。
もやみたいに形を変えながら渡ってく様子は圧巻!手前の方もウミスズメやウミガラスの群がどんどん西に向かって飛んでいっていた。
ものの数十分でこれだけなんだから、1日見てれば凄い数が渡るかも!?と期待したけど、その後ぱったりと飛ばなくなった。
なんなんだろうね?

セグロカモメも単独で北に飛んでいく個体が多くて、20羽ほどの渡りを確認。
さすが動いてるねえ。

駐車場でオオワシが何羽か舞ってるから、追ってみた。
うまく引っかかったのは渡る気がない個体で、15キロくらい追ったけど、結局岬に戻ってきた。
やはりこの追跡の仕方はかなり使える。ありがとうございます!

オホーツク海側から見て、10時過ぎにサハリン方面へどっと渡るワシを確認。と言っても5〜6羽が立て続けに渡っていっただけだけど、
状況から考えて、宗谷岬でたむろしていた他のワシも同じように渡ったように思う(その後行ったら全部いなくなっていた)。


トド

渡りも落ち着いたからいろいろ見てみる。トドを見つけた。どうやら有名なポイントらしい。
そういえばウミネコも随分と増えていた。

ほぼ寝ずに移動してきたら途中ダウン。稚内港でコオリガモとヒメウを見ながらすごす。
海ガモを探そうとしたけど、潮が随分と引いていて見るに見れず。

移動中、トドマツへ降下する小鳥を見つけて、(サイズ的に)ギンザンか?と思い近寄ってみるとキレンジャクだった。
残念。でも、確実に北上しているんだえねえ。レンジャクは地味に久しぶりだったり…。


barrovianus-type(右上)

相変わらずデカシロが多くて、バロタイプがぼちぼち見られる。
夏羽に換羽してるシロが多くて紛らわしい。この成鳥は割りと綺麗なバロだった。


barrovianus-type(右)

幼鳥も数個体確認した。先月よりカモメ類自体は少し減ってるけど、シロの中のバロ度は変わらない感じ。
でも先月見られたワシ×オオセグロやセグロカモメはいなかった。


ヒメウ

晴れているからいい感じにチシマウに似ているヒメウが沢山撮れてうれしかった。
これぞ稚内という個体がぼちぼち見られて面白い。
いろいろ混ざっていないか探したけど、「ただ」のヒメウしか見られずに残念だった。


コオリガモ

コオリガモも夏羽に換羽中のがぼちぼち。でもまだまだ白いのばかりだった。
まあ3月だしね。やっぱり真っ黒のは4月に入らないと見られないのかなぁ。
久しぶりに真っ黒のが見たいなぁ。


コオリガモ

こちらもほとんど冬羽。今日はこの辺で終了。
夕方にフクロウ類を探していろいろ回ってみたけど、こちらは相変わらずはずれ。