*11月7日 三重県鈴鹿市〜津市
モンゴルカモメ 幼羽〜第1回冬羽 L.c.mougolicus

まだ幼羽が多く残っているが、肩羽は何枚か換羽している。
わかりやすいモンゴルカモメとは若干違うが、別に問題なくモンゴルカモメに見えた個体。
体下面の斑もこのくらいまでならありだと思う。

尾羽が細いという特徴はわかりやすい個体と同様。
翼下面はこの写真には写っていないが、白地に横斑だった。
モンゴルカモメの可能性がある個体 幼羽〜第1回冬羽 L.c.mougolicus?

現場ではわかりにくいモンゴルかな!?と思ったけど、
帰って写真を見ると意外と体下面の斑が濃く写っていて驚いた。
モンゴルらしい特徴を多く持った幼鳥という感じかな。
一応他の方のご意見も伺ったが、同じような感じで一致した。

翼下面は白地に横斑で、色白なセグロ、モンゴルどちらにも当てはまるパターン。
だがどうしてもお腹の斑が典型的なモンゴルカモメとは違っている。

この写真だとまるっきりモンゴルのように見える。内側初列はあまり白く抜けていないが、
別にここがモンゴルカモメの特徴ではないので、関係ない。

尾羽の黒帯は細め。
この写真でもモンゴルっぽく見えるが、やっぱり体下面が気になるのであえて結論は求めない。
上と同一と思われる。

横の浜に降りていた。何度見ても微妙な感じだった。

ちなみに尾羽の黒帯は止まっていて、条件が悪いと、写真のように太く見えることがあるので注意。
本当は下の写真のように広げれば細い。この差を是非見比べていただきたい。

セグロカモメ 幼羽 L.vegae

黒っぽい個体。翼角が出ていると印象が少し変わる。

翼下面は黒っぽくて、尾羽は上のモンゴル?よりも太めな点に注意。
オオセグロカモメと違って、P10、9の内弁も真っ黒。

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